2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧
夕べは11チェンネルにてアルゼンチン映画を観てた。 「ブエノスアイレスのウラジミール」といい、2002年の製作で監督は若手(Diego Gachassin)。 ソ連崩壊後、多くのロシア人が海外に道を求めた。米国に渡ったものも多いし、メキシコに移住した科学者もい…
・「PHORPA(ザ・カップ 夢のアンテナ)」、ケンツェ・ノルブ(1999)、ブータン・オーストラリア チベットのモーツアルト、ではなく、ロナルドなのだ。 ザ・カップ、という98年のサッカー・ワールドカップにちなんで作られたチベットの僧院でのサッカ…
犬童一心監督。 ビデオにて「ジョゼと虎と魚たち」を見る。 ステレオパターンではない障害者。 というか、ひとりの若者の軌跡自体だとも言える。 お聖ちゃんが、ここまでやるなんて、いまさらだけど、ちょいびっくり。まあ、たいていのひとはもう見ちゃって…
夕べはTVにてアルゼンチン映画を観てた。 "PICADO FINO"という名で制作は’96年。 監督はエステバン・サピル(Esteban Sapir)とかいう、映像のほうの出身らしい。 タイトルは「細かく刻んで」といって、ドラッグの品質保証の決まり文句のようだ。 はっきり…
・「An unfinished Life」、Lasse Hallström、2005, 米国 スエーデン映画「マイライフ・アズ・ドッグ」で有名になったラッセ・ハルストレムの新作「An unfinished life」(2005)。しばらく前からハリウッドで仕事をしてる。 レッドフォードにジェニファ…
NYの華僑映画というと、マイケル・チミーノのザ・イヤー・オブ・ドラゴンがたしかマフィア映画だったかな。 ところがこの中国人の移民社会は、戦後、国共合作以後の内戦の終結後に米国に移ってきたひとたちのコミュニティ主体。すこししかしらないけど、おな…
「ハイテンション(Haute tension)」、Alexandre Aja, "ハイ・テンション”(Haute Tension、2003)。 徹底してヴァイオレンス、フランス映画でこんな惨劇のみで終始しているのは珍しいんじゃないか、と今でこそ半分のん気に言えるものの、ああ、シンゾウ…
Voces inocentes, Luis Mandoki,2004, メキシコ さて、「イノセント・ボイス」なんである。海賊版のDVDにて観た。 舞台は80年代のエルサルバドル。 はて、何を書いたらいいのか。 半日ぐらいして、ハッとひらめいた。ラジオ・ベンセレモスの日記ノートを持…
・「ザスーラ(Zathura: A Space Adventure)」、ジョン・ファブロー、2005、米国 お昼にはシネテカのマチネーにて、「ザスーラ」とかいう映画を観る。 お子様向けの映画らしいが、予備知識なく観る。切符を買うとき、どこかの男の子が「ジューマンジみ…
・「Dreaming of Julia(Cuban blood)」、Juan Gerard,2003, 米国 ガーエル・ガルシアも出てるキューバ・リブレ、という映画。もちろん原題は別で「Dreaming Julia」という。ハーベイ・カイテルも出てる。 キューバ革命直前(1958)の社会を、子どもの眼から見…
・「Whisky」、Juan Pablo Rebella、Pablo Stoll、2004、ウルグアイ いつもnarrativaとはどんなものか考えている。 もちろんストーリーがあればいい、なんて子ども騙しは信じてないつもりだ。 全編が詩、かつ寡黙なのだが、それでいて、声に充ちていると…
・「9 songs」、Michael Winterbottom、2004, イギリス マイケル・ウインターボトムの「ナイン・ソングス」を観にいく。すごいっすナ。圧倒されちまったよ。ずるずると沈み込んでいく感じ。。。(もっと何か言えよ!)。。。この話って、もしかするとおセン…
・「bread and Roses」、Ken Loach, 2000、イギリス 今日はTVにてケン・ローチの”Bread and Roses"(2000)という映画を観てた。 米国に渡るメキシコ(密入国)移民。いままでは、すくなくともわたしが映画等で観てきたケースでは、移民者たちは農場や…
・「黒猫・白猫(Black cat white cat)」、エミール・クストリッツァ、1998 夕べはTVにて、エミール・クストリッツァの「黒猫、白猫」を観てた。なんとスペイン語吹き替えだったのでノッケから肩透かしを食らう。 だがだが、この騒然さは何なんだ! 脚…
残念ながらジム・ジャームッシュの映画はあまり観ていない。もったいないはなしだ。 今日観たのは新作の「ブロークン・フラワーズ」。一般的にいえば、もどかしい出来といえるかな。動きが少ないから、退屈といえばいえるんだけど、その向こうをどう読み取る…
ウエルナー・ヘルツォーク監督。 ドキュメンタリータッチみたいで、この監督が贔屓のわたしも実はちょっと引いていたんだけど。 ヒグマ好きのティモシー・トレッドウェルとかいう青年の話。このひと、アラスカにてヒグマの餌食になる。といえば、あの星野道…
映画名「El lobo」(狼)、監督ミゲル・クルトワ(Courtois)苗字はフランス語だな。2004年製作。 バスコ独立運動組織エタとスペイン国家警察の戦い。 この運動、最近どうだったかな。和平がしばらくまえに成立したのはIRAでバスコはまだ続いてるんだ…
・「2x5(ふたりの5つの分かれ路)」、フランソワ・オゾン、2004 原題は「5X2」という謎めいたタイトル。 でもネットで調べると「ふたりの五つの分かれ路」という、理路整然とした(笑)名になってる。ふむ、さすが。製作は2004年、ニホンでは…