米国映画「Super size me(「スーパーサイズ・ミー」)」(2004)

 

 ・「Super size meスーパーサイズ・ミー)」、 Morgan Spurlock、米国、2004


いつも翌日のお弁当の用意をしながら考えてしまう。これだけの時間をかけてて、食べるときはあっという間。夜の貴重な時間を無駄にしてるんじゃないかなあ、って。世の中には硬派といわれる方々がいらっしゃって、スローフードなんてものを主唱していらっしゃる。仕込みをしながら時間がもったいないと思うものの、では食生活以上に大事なものってなんだろう、と考え込んでしまう。いいさ、いつか報われると思えば。

 さて、この映画、あんまり印象がよさそうではなかったのでそんなに見るつもりではなかったんだけど、セレクトに信頼のおける小屋にかかってたもんだから、見に行った。

 やっぱり客観的にいえば悪趣味は悪趣味だと思う。しかし、マイケル・モーアの作品を見てまもなくこれを見たもんだから、撮り方が素朴だなあ、と思った。製作者カップルでのプライベートライフがさりげなく出てるのも興味深い。しまいにはファーストフードばかり食べているうちに精力のほうにも影響してくるというのには苦笑。

 しかしながら最近のCNNニュースでこの映画に対抗してマックだけ食べて減量に成功したひとが出ていて、あんれまあ〜〜!、と驚いた。
(ちなみに、個人的にはファーストフード店にはむかしからまったく行きません)

     
                    (2005/09/21)