米国映画”The Men Who Stare at Goats”、 Grant Heslov、2009

ヴィエトナム戦争当時から、米軍には特殊部隊が存在し、特殊能力が研究・開発されていたという。
 タイトルのとおり、山羊をにらみ続けるだけで殺したり、壁を通り抜けたり、そういったことはアポリネールだとか、奇特なアーティストたちによっては抱かれていたが、軍事部門でまともに扱われるなど、少々、滑稽か。
 だからブラックユーモア的味付けともいえる。
 しかし、これらの能力によってユートピア的境地も得られるかもしれない。
 イラク侵略戦争にて、戦いがいかにして中断ないし中止されるかなどが問われる。

 原作が存在し、綿密に調査されたというから、いちおう信憑性はあるらしい。
 わたしのほうは、疲れでちょっとうとうとしたところがあって、うまく入っていけなかったところもあり。


(2010/05/09)