・カナダ映画『Dr.パルナサスの鏡(The Imaginarium of Doctor Parnassus)』、Terry Gilliam、2009

モンティ・パイソンテリー・ギリアムによる作品で大いに期待ができるものの、ポスターを観ただけでちょっとげんなりするところがあり、実際、そのとおりであった。

 もっとも初めから、わたしはストーリーに入っていくのが容易ではなく、立ち遅れてしまった。

 そのうえ善やら悪やら魂の売り渡しやら、なんかうさんくさくてやりきれなくなる。

 しかも「豪華」キャストで、これまたげんなり。

 まあ、文句をいうだけでなく、自分のイマジネーションでもって、より魅力的な世界を築かなければ、なんてことも思ったしだい。


(2010/04/18)