米国映画「The Reaping」(2007)
「The Reaping」Stephen Hopkins,米国(2007)
主演はヒラリー・スワンク。
聖書に基づいた話であり、その奇蹟やら信仰にかかわってくるらしい。
しかし予備知識もなにもなく観たわたしは、かやの外であった。
冒頭、米国の大学の理系の研究者、社会活動家である女主人公は、チリのコンセプション市において、産業廃棄物が貧しいひとたちの地域に遺棄されているのを発見!
おお、なんという社会派の作品だろうかと胸を高鳴らす。
米国の片田舎の自然が、汚染されている模様でヒラリーは調査に出ていく。実はその小さい町はセクト化していたのだ。閉鎖的な空間において、住民は暴走していく。しかし、ここには聖書の記述が関わっていたという次第。
特殊撮影、奇怪な映像、など視覚的にあっといわせる内容。米国の片田舎のこの種のリアリティもさもあらん、という雰囲気。
でもね、ただそれだけ。邦題は未定。
(2007/04/18)