米国映画「As good as it gets(「恋愛小説家」)」(1997)
「As good as it gets(「恋愛小説家」)」ジェームズ・L・ブルックス 、米国(1997)
このタイトルの映画、もちろん聞いたことはあった。どんな作品なのかな。でも、見る機会がなさそう。そうずっと思っていた。
でもこれじゃ、分かるわけないじゃんかあ!
英語原題は”As good as it gets”。このタイトルもビミョウなところがあるらしい。
スペイン語タイトルは、”Mejor...imposible"。
「良くなることは不可能」なんてニュアンスかな。
そこからなぜ「恋愛小説家」なんてタイトルが出てくるのか。
まあ、主人公のニコルソンがそういう職業という設定だからか。調べてみれば、当時はかなりメジャーな作品だったのだそうな。このニコルソンの演技があれば、なるほど。。。というところ。
ふたたびNYである。しかし9/11以前。
まえに取り上げたショートバスとはまったくことなる。 それでも満ち足りなさを意識的無意識的に感じているということでは共通している。そしてこちらではニンゲン喜劇。新味はとぼしい。そこは巧さで際立つ。後腐れがないストーリー展開。というか、はじめからすべては分かってるけど、それを言っちゃあオシメェよなあ。。。
(ショートバスを観たあとでは、なんかまだるっこい気もするけど、そんなこと言っちゃダメなんだろうなあ)
(2007/03/27)