米国映画「Love and death(「ウッディ・アレンの愛と死」)」(1975)

Love and death”(「ウッディ・アレンの愛と死」、西語タイトル「ボリス・グルシェンコの最後の夜」)、ウッディ・アレン、1975、米・仏

 信じがたいことだけど、ウッディ・アレンの昔の作品でニホン未公開作がある。珍しいな、と思ったけど、ウチに帰ってきて調べてはじめて分かった。
 某フィルムセンターにてウッディ・アレンシリーズ公開中。

 さながら「戦争と平和」のパロディとでもいったところか。ヨーロッパ史に挑んでいる。ウッディ・アレンがみごとにロシア19世紀の貴族の子弟を演じる。しかも全編の音楽がプロコフィエフというのだから、異色も異色。
 しかし、これまた全篇ドタバタ調のユーモアにあふれ、ほんと、怪作かつ快作!

http://en.wikipedia.org/wiki/Love_and_Death

              (2007/01/21)