邦画「県庁の星」(2006)

「県庁の星」西谷弘、日本(2006)

 飛行機で見た映画。
 このテーマ、ニホンの経済系のニュースではずっと以前から言われてきたこと。
 制作されたのも比較的新しいわけだけど、このところ、地方自治体のお台所の危機状態が如実に(!)明るみに出てきてる。このサクヒン、五年、十年まえに出てきてもよかっただろうね。
 コーム員はコーム員でてきとーにやってる(すみません、コーム員のみなさま)、で、民間、というか、いまをときめく(ほんと?)流通業界はそれこそぴんからきりまで。いや、弱肉強食といったところか。これを見てからスーパーにいっても、店員さんを見る目つきが変わっちまったね。

 まあ、全体はそつなく出来てる。ちょっと間違うと、それこそニュースレポートで終わっちゃいそうなところを、スターたちが盛り上げてるのか。
 いかにもニホンジンが好みそうなストーリー展開。お金払った分だけ見せてくれるということか。


              (2006/08/02)