邦画「ハウルの動く城」(2004)
今日はシネテカのマチネにて、やっと「ハウルの動く城」を見てきた。もちろん、スペイン語吹き替え。わたしは実をいうとジブリにまだあまり詳しくないのです。前作の「千と千尋」は当地でもかなりの商業的ヒットを得たけど、こっちはややコケタような雰囲気。でもエンディングの倍賞さんの唄は残ってましたが。聞いた何人かはあんまりよくないとは言ってましたが、やっぱり見る価値はあるよなあ、と思った次第。
舞台が西洋、そこでの善と悪、戦争の意味やら、風土が違うとどう違うのか、がやや暗示してあったような気分。少女趣味といってしまうのは簡単だろうけど。
とにかく、そのバロック的な美意識が卓越してて、見惚れてしまう箇所が多かった。ただストーリー的にはモンダイもあったかもしれないけど。
(2005/10/24)