「バニシング・ポイント」の監督亡くなる

　高校生だったころはあまり映画館へ通うことがなかった。

　そんなごくわずかな映画作品のなかでとりわけ印象深かったのは、リチャード・セラフィアン監督の「バニシング・ポイント」という作品。
　いわゆるロード・ムービーで走行中に官憲に眼をつけられ、大捕り物劇へと発展するが、盲目の黒人DJらにバックアップされ、民衆の関心を惹きながら破局へと突き進んでいく。
　アメリカン・ニューシネマのパイオニア的存在であり、かつカウンターカルチャーのシンボルともされる。
　あのころはわたしも青臭かったはずであるが、強烈な印象を受けた。
さいわいメキシコのTVにて数年前に見ることができて、色褪せていないインパクトを受け、嬉しかった。

En tiempo de la escuela preparatoria, podía irme pocas veces al Cine. Una de las pocas obras fue “Vanishing Point” de Ricard Searafian. Este director acaba de fallecer con la edad de 83. Esta pelicula es como “road movie”, pero se volvió en contra del regimen policiaco en el transcurso, apoyado por la simpatia de pop-culture. Por eso se categoriza como de la obra counter-culture, y se considera como de “culto”. En aquel entonces estuve muy inocente, por eso me impresionó mucho. Afortunadamente hace algunos años pude verlo otra vez en canal Once, y me emocionó nuevamente