2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧
「Fauteuils d'orchestre(「モンテーニュ通りのカフェ」)」Danièle Thompson, フランス(2006) 世界的レベルでフランス映画祭というのが催されてる。 今年の上映作品のうちのひとつがこれ。 いまではほんとうにパリがアートの街か、疑いも出るが、上…
「BERLIN-DIE SINFONIE DER GROSSSTADT(「 伯林-大都会交響楽」)」 ワルター・ルットマン (1927) ドキュメンタル映画。ベルリンの夜明けから夜更けまでを丁寧に、ウイットを混ぜながら撮っていく。制作者の意図が詳しく読み取られる。いわゆる戦間期。そ…
・「The Syrian Bride(「シリアの花嫁」)」Eran Riklis、イスラエル、フランス(2004) イスラエルとレバノンが焦点になっているいま、イスラエルとシリアの関係について。 イスラエルとシリアの関係。名のみユウメイなゴラン高原など。家族、そのハレ…
「白鳥の歌は聞こえない」渡辺邦彦(1972) K市にあった富士見映画館というのは、いつのまにか、駐車場に変わっていた。 中学の終わりか、高校の初めか、庄司薫の映画を見た。 じつは二本あって、どちらを見たのか、定かではない。たぶん、「赤頭巾ちゃ…
「Head in the clouds(「トリコロールに燃えて」)」John Duigan,イギリス,カナダ,(2004) 米・英・西・加の合作。なんか意味深。 いや、それよりも、英語オリジナルタイトルが「Head in the clouds」、スペイン語タイトルが「Dias de pasion」、なんか三者…
・「Te doy mis ojos」Icíar Bollaín,スペイン(2003)このスペイン映画、2004年度のスペインのゴヤ賞(スペイン版オスカー賞)を独占。最優秀映画賞、最優秀監督、最優秀男優賞、最優秀女優賞、その他。すごいもんだね。監督は女性、脚本はもうひとりの…
・「The Death of Mr. Lazarescu(「Moartea domnului Lăzărescu」)」、Cristi Puiu、ルーマニア(2005) ルーマニアといってもドラキュラばかりではない。 去年のカンヌにも出品された作品。2005年製作で監督はCristi Puiu。 しかし、これを見たの…
「Elsa y Fred 」Marcos Carnevale、アルゼンチン、スペイン(2005) 老いらくの恋。そう、人生百年、恋を、ロマンスを愉しまなくては! よっしゃ、おらだって、いつまでもいつまでも恋狂いしてやろうじゃないか!! そんな気にさせてくれるのが、この映画なん…
・「L'amore ritrovato(「愛はふたたび」)」Carlo Mazzacurati 、イタリア(2004) 2005年のトウキョウでのイタリア映画祭で上映されたらしい。 いわゆる中年男女のロマンス物であるが、けっこうハードなところも。 舞台は第二次戦前で、蒸気機関…
・「Tan de repente」、Diego Lerman、アルゼンチン(2002) 出だしは、よくある青春暴走篇といったものかと思い、先が見えた感がした。いやあ、ところが、それが違うんだなア。 マルシアは、店番をする普通の女の子。でも、どこか後ろ向きなところもあ…
・「ゴジラ」本多猪四郎、日本、1954 ヒコーキの個人用モニターがかなり普及している。しかし要は、アタマがいつか。つまり、いつ本編が始まるか。ちょっと口うるさいひとなら、始まってしまった映画見るなんて邪道だもん。 それでメキシコに帰ってくる…
「Glory Road (Blu-Ray) 」James Garner 、米国(2006) 米国にて黒人がスポーツにいかに門戸を開かれてきたか。 たとえばプロ野球では、ヒスパニック系の選手がプレイしていても黒人はメジャーリーグから締め出され、ニグロリーグが別にあった。それは以前に…
・「The Wizard of Oz(「オズの魔法使」)」Victor Fleming、米国(1939) ニンゲン、恥ずかしいことなんていくらでもある。そういうわたし、いまだかってあの超有名な「オズの魔法使い」のエイガを見てなかったんだ。あのジュディ・ガーランドの出世作…